脱コルセットブログ

フェミニズムについて書いています

セクハラしないと会話もできない人たち

私は学生時代に、バイトのおじさん社員(推定40代)からのセクハラに悩んでいたことがありました。

 

「彼氏いるの?」

「モテるでしょ?」

「髪の毛切ったの?可愛くなったね」

などは毎日言われていました。

 

少し話は逸れますが、ある日私が「いつかハワイに住んでみたい」と言うと、「じゃあハワイ人と結婚だね!」と返されました。

なぜ私が男性と結婚する前提なのでしょうか

私は同性愛者です。日本で、日本の女性と結婚したいと思っています。しかし、現状では、私にその権利はありません。

おじさん社員のこの発言で、大変悲しくなりました

 

また、「結婚したいの?」と聞かれた時に、「結婚願望はありません」と返したら、「そうなの?僕も!結婚したくなかったよ!」と言われました

でもその人は既婚者で、娘もいます

そこで、どうして結婚したくないのに今結婚しているのか訊ねると、「世間からの重圧に負けたよね〜。この歳になると流石に結婚しないと」と言われました

世間に負けたJJI、かっこ悪すぎます

 

セクハラに話を戻すと、ある日その人は自分の人差し指を咥えて私を遠目から見つめていました

どうしたのか訊ねると、「紙で指を切った〜、痛い」と言いながら近づいてきて、

「つけちゃえ」と言って、その咥えていた人差し指で私の腕をつついてきました

そして、嫌がる私を横目に、「これセクハラ?パワハラ?になっちゃいそうだね〜!」と嬉しそうにしていました

この時ほど人に殺意が湧いた瞬間はありませんでした

 

数々のセクハラ発言には、波風立てまいと耐えてきましたが、これには我慢ができませんでした

 

勇気を振り絞って、「これはセクハラだ。次に同じことをしたらバイトを辞める」と訴えました

 

すると、幸い物わかりが良かったのか、店長に報告されることを恐れたのか、割と丁寧に謝罪してくれました

 

そして、その事件以来、私に仕事以外で話しかけてくることはなくなりました

 

セクハラしないと会話もできないのでしょう