脱コルセットブログ

フェミニズムについて書いています

#ドラえもんのお風呂シーンのカットを希望します

 

Twitterに、ドラえもんにでてくる、のび太がしずかちゃんのお風呂を覗くシーンのカットを希望するハッシュタグがありました。

 

私もあのシーンは必要ないと思います。

主人公の犯罪シーンですよ。

それに親をはじめとする大人は何も対処しない。

 

のび太がしずかちゃんのお風呂を覗いて、警察のお世話になるとか、親にしこたま怒られるとか、そういうシーンならまだ価値はあると思います。

 

ただ、犯罪を犯して、お咎めなしというエピソードを放映しては、お風呂を覗いても何も罰を受けない。

悪いことではない、と幼い子どもに思わせてしまいます。

 

 

実際、このように未就学の男児に影響を及ぼしていることがわかります。

人間は、触れたアダルトコンテンツから性的な刷り込みを受けると言います。

このツイートに出てくる未就学男児たちも、しずかちゃんのお風呂を覗くシーンで性的に興奮することをすりこまれている可能性がある気がしてなりません。

 

 

このように、しずかちゃんのお風呂を覗く体験ができる催しもあったようです。

幼い子どもは、きっとマネしたくなると思います。

 

 

このように、見なきゃいいだけとか、ドラえもんは変わらなくていいという声もありますが、ドラえもんは性犯罪者予備軍を作り出しているんですよ。

 

被害者になり得る女性が見なくても、加害者になり得る男性が見ていたんじゃ、なんの意味もありません。

 

それに、テレビが面白くなくなったという声ですが、女性蔑視に頼らないと面白くないテレビなら、その程度なんでしょう。

それはフェミニストの責任でも、女性の責任でもありません。

 

女性たちからすると、昔のテレビは不快だと思いますよ。

今の方がまだ安心して楽しめるのではないでしょうか。

 

このツイート主は、自分がテレビを楽しめなくなっただけのことを、まるで全人類が楽しめないかのようにツイートしています。

 

私は今のテレビの方がまだマシだと思います。

 

もう、男性中心の昭和時代じゃないのです。

いまは令和です。

みっともなく過去に縋るのをやめて、前に進んではいかがでしょうか。