脱コルセットブログ

フェミニズムについて書いています

女の荷物はなぜ多いのか

最近、財布を変えました

 

今までは長財布を使っていましたが、カバンの中の大部分のスペースを財布が占めるのが嫌で、コンパクトなものにしました


財布、カードケース、キーケース、定期入れが一つになったマルチケースです

クレカ3枚、キャッシュカード、免許証、ポイントカード複数枚、nanacosuica等3枚などなど入れてもまだ余裕があるくらい容量が大きいです

 

お札は二つ折りで入ります

 

私は、昔からなぜ父は手ぶらで、母は大きな荷物を抱えて出かけるのか不思議でした

母に聞いたら、「男性はカバン持ち歩かないからね」となんの回答にもなっていない答えをいただきました

 

だから自分で考えてみることにします

 

まず、メンズ服と、レディース服ではポケットの数と、深さが違います

ワンピースやスカートは、ポケットがある方が珍しい

あっても、ホックのところの1つだけ

一方男性は、ズボンの前後ろに2つずつ、計4つあります

 

私は普段ジーパンしか履きませんが、男女でポケットの深さが違うと思います

なぜなら、私がアイフォンをポケットに入れると頭が出ちゃうのですが、おじさんたちのアイフォンや財布(長財布は例外)がこんにちはしてるのを見たことがないからです

でもこれは私の想像なので真偽はわかりません

 

また、女性の方が荷物が多いです

何がかさばるって、化粧道具です

 

私も脱コルセットする前は、ファンデーション、リップ、マスカラ、アイブロウなどが入った化粧ポーチを丸ごと持ち歩いていました

小学生の筆箱ぐらい邪魔です

 

これは脱コルセットしたらなくなります

 

さらに生理用品も結構な幅をとってきやがります

ナプキンを使ってる人は、旅行の時なんかスーツケースの一角を陣取られます

私はナプキン→タンポン→月経カップへと移行して、荷物を減らすことに成功しました

おすすめはメルーナです

 

 

 

 

女性服に、深めのポケットがたくさんついて、女性たちも手ぶらでお出かけできる日が来てほしいです

気づかいって知ってる?

昔、ピアノを習っていた

 

発表会の日は、自分の出番までは客席に座って待機することになっていた

席は、ピアノの教室ごとにエリアは決められていたが、その中でどこに座るかは自由だった

 

私は、ある発表会の日、会場に早めに到着した

おかげで席を選び放題だったが、一人私の教室生で、私より早く来ていた男の子がいた

彼は、一番端の席に座って、大きな荷物を足元に置いていた

 

それを見て、私は不思議に思った

なぜ彼は、真ん中の方の席に座らないのだろう?

 

       ステージ

 

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○/○○○○○○○○○○●

 

丸が座席だとすると、彼は黒丸の席に座っていた

そして、その日、私たちの教室生が使える座席は / から右の席だった

 

私なら、/ のすぐ右の席、つまり私たちの教室に割り振られた席の、一番真ん中よりに座っただろう

なぜなら、後から来る人が通りやすいように、奥から詰めるのが効率的で、合理的だと思うからだ

 

しかも、彼は大きな荷物を抱えていた

後から続々と到着する生徒は、みんな彼の荷物を超えて行かなければならない

 

不思議に思った私は、母に、「どうしてあの男の子はもっと左に座らないの?邪魔じゃん」と言った

すると母は一言、「男の子は気を使えないよね」と言った

 

母は、決して男の子を貶したのではない

よしよししたのだ

 

男の子だから気を使えなくてもいい

男の子だからしょうがない

ちんちんよしよし

 

私のまんまんもよしよしされたい人生だった

競馬場のジジイ達

皆様こんばんは

 

突然ですが、競馬場に行ったことはありますか?

 

私は昔、ある競馬場でチケットもぎりのバイトをしたことがあります

 

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白い服を着たおねえさん達がもぎりのバイトです

 

このバイト中に、いくつか男尊女卑的な要素を発見したので、紹介いたします

 

①制服

 写真でわかる通り、制服は膝上スカートです

チケットもぎりは屋外の仕事です

寒い日は、肌色のタイツを重ねるように言われました

そしてパンプス指定です

 

なぜ、ただチケットをもぎるだけの人が、足の肌色を見せてヒールを履かなければいけないのでしょうか?

 

②従業員の男女比

もぎりのアルバイトは、女性限定でした

制服も、女用しか用意されていませんでしたし、未だかつて男性を見たことがありません

そして、アルバイトを束ねるJRAのスタッフ(社員)は、全員男性でした

少なくとも私は女性のJRAスタッフを見たことがありません

いたとしても、ごく少数だと思います

 

女性アルバイトたちと、男性社員たち

この構図に気づいた日は、日本の闇を感じずにはいられませんでした

 

このバイト、とても簡単な割にお給料がそこそこあったので、男性にも解放しないと男女差別ですよ

 

可愛い顔の男の子なら、ジジイも満足してくれるかも

 

③キモいJJI

もぎりをしていると、かならず遭遇するのが、顔を覗き込んでくるジジイでした

奴らは、2〜3秒ほど、無言で顔を見つめて、立ち去って行きます

どんな可愛い子がチケットをもぎっているのか見たいのでしょう

 

キモいお顔に見つめられる私たちの気持ちを想像してほしいです

 

やはり女性は、男性に一方的に消費される存在なのですね

私たちは、男性たちを楽しませることを期待されているようです

西崎健児裁判長

みなさまこんばんは

 

今日、日本の司法制度が女性を守ってはくれないことがまた証明されました

 

mainichi.jp

 

この事件に関するツイートをいくつか紹介します

 

 

 

 

 

 

 やはり、女性は自衛するしか生き残る道はないようです

 

セックスしたくない男性とはお酒を飲まない

二人きりにならない

 

などの対策を徹底するしかないのではないでしょうか

 

もちろんこういう話を聞くたびに、腹がたつし、絶望するし、悲しくなりますが、またか・・・。知ってた。と思う自分もいます

 

(ここからは自分語りです)

 

私の友人は昔、クラブで知らない男性にレイプされました

彼女は事件の後すぐに警察に届け出て、捜査が行われました

しかし、警察は、クラブ内の監視カメラの映像を見て、友人が拒否している様子がないから合意のもとだったと判断しました

 

確かに、彼女はお酒を飲んで酔っ払っていて、抵抗できる状況ではなかったので、側から見ると、すすんでついていっているように見えるのかもしれません

 

しかし、彼女は決して男性を貶めようとした訳ではありません

警察から結論を聞かされ、怒り、悲しみ、打ちひしがれている友人に、私はかける言葉が見つかりませんでした

 

かくゆう私にも、経験があります

20歳の誕生日に、初めてクラブにいった時のことです

友人たちとお酒を飲み、楽しく踊っていたら、同じ店にいた男性に突然キスされ、外に連れ出されそうになりました

もちろん抵抗しようとしましたが、浮かれて飲みすぎていたため、体に力が入らず、なすすべもなく引きずられることしかできませんでした

しかし、幸運なことに、店の外へ連行されている途中で、友人(男)の前を通りかかったのです

私は必死な思いで、彼に向かって助けを求めて手を伸ばしました

でも彼は、手をふって私を見送ってくれました

なんと、私が救いを求めているのではなく、手を振っていると勘違いしたのです

 

その後すぐに別の友人(女)が私に気付き、助けてくれたので、大事には至りませんでしたが、男友達が助けてくれなかったことがショックでした

 

後から聞くと、やはり私の状況に全く気が付いていなかったそうです

 

つまり、レイプの被害者と、第三者の男性とでは全く認識が違うということです

 

私や友人、そして今回の事件の被害者は、きっと全力で抵抗していたと思います

周りからはそうは見えなくとも、抵抗しているんです

 

でも、犯人に、拒絶していることがはっきり伝わらないと無罪だそうです

 

顔に、「レイプするな」とでも書いておけばいいんですかね

 

もう、女性の皆さん、男性とお酒を飲むのやめましょうよ

誰もお酒を飲んでくれなくなったら、きっと男性も態度を改めますよ

セラミックにした話

私は、体質的に虫歯になりやすいらしく、今まで目立つところに何本か銀歯がありました

 

しかし、お金を貯めて、一念発起し、この度4本の銀歯をセラミックにしました

 

総額25万円とちょっとです

 

銀歯を外すときに麻酔はもちろんしましたが、セラミックは銀の詰め物よりも型取りをした日から完成するまでが長く、10日以上仮の詰め物で過ごさなければなりませんでした

 

また、型取りの際に、歯と歯茎の境目を明確にするために、歯茎に糸を添わせるのですが、結構糸を食い込ませるので、歯茎を傷つけてしまい、セラミックを入れた後も数日間痛みが残りました

 

セラミックを歯に接着させるときは、密着させるのに唾液が邪魔になるとのことで、神経むき出しの歯に小さい掃除機のような器具で吸引され、風が直に当たって地獄のようでした

 

でも、真っ白な歯をみたときは、それはそれは嬉しかったです

同時に、もう二度とこんな痛い思いをしないように、歯を大事にしようと思いました

 

これ、整形と同じような気がするんですよね

 

悪い見た目を直すために、お金をかけて施術する

それにはお金と時間と痛みを伴う

 

私は、もちろん完璧に歯磨きができていたとは思いませんが、フロスもして、歯ブラシも歯科専門のものを使っています

 

 

 



3ヶ月に一度定期検診も受けています

でも、毎回必ず虫歯が見つかって、その度に銀歯が増えていきます

 

先生には、体質だからある程度はしょうがないと言われました

 

これって、生まれつき一重とか、生まれつきエラが張ってるとか、そういうのと同じ気がします

 

理不尽だけど、生まれつきだからしょうがない

嫌な見た目を我慢して生きることはできるけど、お金をかけて、変えたほうが生活の質は格段に上がる

整形は悪か

皆さんは、整形ってどう思いますか?

 

私は断然あり派です

 

私は、高校を卒業してすぐに二重の埋没手術をしました

そのおかげか、初めて彼氏ができたし(モラハラ男でしたが)、街で声をかけられる体験もしました

 

朝の支度にかかる時間は圧倒的に短くなったし、アイプチが取れていないか頻繁に鏡で確認する必要もなくなりました

 

10万円近くしましたが、社会人になった今でも取れてなくて、もう二重グッズを買わなくて済むので安い買い物だったと思います

 

今でも忘れられないことは、クリニックの広告に、リピート率80%!と書いてあったことです

それだけ腕が良いということが言いたいことはわかりますが、それより私は人々が繰り返し整形をすることを知って驚きました

 

なぜなら、二重の埋没整形がすっごく痛かったからです

まず、瞼をひっくり返されて、麻酔の注射をぶっ刺されて、強い光を当てられながら目を開いていないといけない

麻酔で痛くないはずなのに、すごく辛くて、眩しくて、苦しかったです

 

手術直後に、看護師さんが、「すっごく綺麗に仕上がりましたね!」って言ってくれたのに、私は辛くて辛くて仕方なくて、その言葉を素直に受け取れませんでした

もう一生整形はしたくないと思いました

 

それと同時に、整形する人を尊敬するようにもなりました

 

整形は、もちろんお金もかかるけど、何よりも肉体的な負担が大きいです

埋没をした直後は、前びらきの服を着て顔に服が当たらないようにしたり、目をこすっちゃダメだったり制約も多かったです

ダウンタイムも、埋没とはいえ1ヶ月ほどあり、その間は目が腫れていて、整形したことを知らない友達に会うと、「眠いの?」とよく聞かれていました

 

それでも整形を繰り返す人はいます

私は、彼ら、彼女らは、とても強いと思います

美にストイックで、かっこいいです

 

そのような人たちを批判する人が信じられないです

 

きっと、整形をしなくても生きづらさを感じない生まれつき美人か、美醜にとらわれずに生きられる男性か、なんらかの理由で整形できなくて僻んでる人たちなのでしょう

 

整形しなくても化粧で可愛くなれる!

なんてコメントをよく見かけます

 

でも、私は、整形の是非を問うこと自体がナンセンスだと思います

 

なぜなら、「整形したい」と人々に思わせるような社会が悪いと思います

 

「二重の方が優れている」「鼻は高い方がいい」「顎はシャープで、エラはない方がいい」

などの美の基準がなければ、誰も整形なんてしないのではないかと思うんです

 

一人一人の顔が特別で、個性的で、素晴らしいと信じていたら、自分の顔を変えたいなんて思わないと思います

 

現に、二重の人が一重に整形なんてしないし、痩せてる人が、脂肪注入なんてしませんよね

 

だから、整形が悪いのではなく、整形が存在できるような社会が悪いのです

需要がなければ、ビジネスは成り立ちません

 

そんな社会に生きているのだから、整形する人がいたってなんら不思議じゃないと思います

特に女性は、常に顔の良し悪しを判定されながら生きているんですから

 

私は、街を歩いているだけで、すれ違った知らない人から「今の人可愛くね?」「今の人ブスじゃね?」などと評価されたことが、何度もあります

全て男性でした。小学生の男の子からもありました

でも、彼らのいう「可愛い」や「ブス」って、既存の美の基準に当てはめただけなんですよね

 

二重だから可愛い

一重だからブス

 

痩せてるから可愛い

デブだからブス

 

顎がシャープで可愛い

エラが張っているからブス

 

そうやって評価され続けた挙句、時間とお金を使って整形すると、「いかにも整形してますって顔だな」「整形してるのにブス」などと叩かれる

 

この状況、一体誰が得するんだろう?と考えてみました

 

陰謀論だって思われそうだけど、男性なんですよね

 

美の基準を作り出して、そこに当てはまる女性を持ち上げて、当てはまらない女性たちを叩いて自尊心を失わせる

そのあと、まるで救いの手かのように整形や、化粧を差し出す

すると不思議なことに女性たちは、自らの意思で時間とお金を投げ打って、顔を変えようとする

世の中に美人(美の基準に当てはまる女性)が増える

化粧品会社や、美容整形のクリニックは儲かる

女性たちは、時間とお金を奪われ、仕事や学校に置いて競争力を失う

ひたすらこれの繰り返し

 

早く女性たちに、この現状に気が付いてほしいです

化粧や整形は自己満足だ!なんて的外れですよ

美しいってなに?

この時期になると、大学の卒業式を思い出す

 

男子はみんなスーツなのに、女子だけ袴を着る

好きで着ているんだろ、って思う人もいると思うけど、私は正直周りに合わせて着ることにした

友達たちはみんな袴のレンタルを予約していたから、私も借りないと、当日みんなに混ざって写真を撮ったりできないと思った

実際、袴姿をお互いに撮りあったり、後ろ姿を写したりして、私がスーツや私服で行ったら浮いていただろうな、と思う場面がなんどもあった

 

着付けは、早い人で式の開始時間の3時間前で、始発に乗っても間に合わないような集合時間

 

私も、着付けが終わったのは式が始まる1時間以上前で、まだキャンパス内に男子はいなかった

 

友達たちと写真を撮りあったけど、当時の私は過去最高に太っていて、バリバリ二重アゴだった

その日の夜、友達たちから送られてきた写真を見て、病みまくったのをよく覚えている

友達は皆細くて、喜んで化粧をして、楽しそうだった

でも私は、体型の違いや顔の造形の違いを見せつけられるのが、苦痛で仕方がなかった

 

とにかく自分に自信がなかった

顔がパンパンなことも、お腹がくびれどころかたるんでいることも、喜んで化粧をできないことも、ダメなことだと思っていた

 

写真を撮ることが好きな友達が、他の友達を被写体にして自由に撮影していたけど、その日、私の写真を撮ることは一度もなかった

今思えば、ただ私の顔が、その子好みの顔じゃなかっただけだと思えるけど、その当時はすごく気にしてしまった

私が太ってるから、ブスだから、写真を撮られないんだと信じていた

 

youtu.be

 

youtu.be

 

もし私のように、自分の外見に自信がモテない人がいたら、ぜひこの動画を見てみてほしい

 

私は号泣しながら見た

それは、彼女たちが羨ましかったから

私も、こんな風に考えられるような社会で、前向きな教育を受けて育ちたかった

 

日本で同じような動画を発表したら、きっとすごく叩かれると思う

それはこの子たちが証明している

 

youtu.be

 

このバンドがテレビで紹介された時、ネットの反応は見られたものじゃなかった

「ブスが好きそう」「ファンもブス」「皆、この動画見て四人よりましだと思って自信つけてるんだろ」などなど

 

日本には、ごく限られた美の基準しかない

痩せてて、幅広平行二重で、横顔がEライン

 

私が、初めて自分の横顔にコンプレックスを持つようになったのは、ハロプロまとめサイトを巡回していた時だった

モー娘。たちが所属するハロー!プロジェクトの略)

ももちの横顔が、すごく整っていて綺麗だって賞賛するコメントを見て、自分の横顔を鏡で確認した

その時、生まれて初めて自分のおでこが出ていなくて、目が前に出てて、顎が出てないことを知った

それ以来、自分の顔に自信が持てなくなり、顎にヒアルロン酸を入れることを本気で検討した(金がなくて諦めた)

 

つまり、美の基準があるから、そこから外れているブスが生まれる

美の基準なんてなければ、美人もブスもいないと思う

現に、日本でも今と昔では美人の基準が全く違う

昔美人だとされていた顔は、今ではブス認定されるだろうし、今の美人は、昔はブスだと思われていたかもしれない

 

世間や、社会が決めた美の基準に当てはまっていないことなんて、全く問題ない

美の基準なんて、自分で決められる