世の中に溢れる女性差別
日本社会には、女性差別があります
しかし、世の中にはそれに気づいていない男性女性が数多くいます
今回は、私が今まで経験した男尊女卑エピソードを紹介しようと思います
①私は男友達に、「日本には女性差別がある」と言った時に、「でも今はもうないでしょ?むしろ日本は女尊男卑だ!レディースデー!女性専用車両!」と返されたことがあります
典型的なテンプレート返しです
この主張に共感できた方は、いますぐフェミニズムを勉強してください
これがなぜ間違っているのかは、もうすでに議論され尽くしています
ではなぜテンプレと言われるのか?こう答える男性があまりにも多いからでしょう
②また別の男性に、「なぜ日本の女は体毛を剃らなければならないのか?海外旅行に行くと腕毛を生やした女性が多くいて驚く。羨ましい」と話した時は、「日本の伝統だから」と言われました
では、もし今すぐ偉い人が道端で農民を斬りつけても「日本の伝統だから」で済ませるのでしょうか
③こんなこともありました
大学の男の先輩が、彼の昔の彼女の話をしていた時です
「僕の元カノは、食事代を奢ろうとすると嫌がった。男に借りを作りたくないから、と言って割り勘にしてくれた。いい女だったなあ」と言っていました
私は、強く違和感を覚えました
割り勘にすれば女なのか?
確かに、彼女は、「男が奢るべき」という性役割に囚われていないと言えるでしょう
なら、この先輩はどうだったのでしょうか?良い男だったのでしょうか?
私は、男女で食事をすれば全額男性が負担すべきだと思っています
なぜなら、女性は生きているだけで男性よりもお金がかかるからです
毎月の生理用品、化粧、脱毛、髪の手入れ代です
もしも、生理用品代が政府から援助されていて、ノーメイク、男並みの短髪、体毛の手入れもしないで良い社会なら話は別です
しかし、現実に、すっぴん、坊主、ムダ毛ボーボーの女性に対して悪口を言わない日本男性がいるでしょうか
つまり、もしもこの先輩が、すっぴん、角刈り、ムダ毛ボーボーで彼女がデートにやってきても文句を言わない男なら、割り勘にしてくれる彼女に釣り合う良い男だと思いますが、そうでなければただの女性差別男です
どうして男性たちは、自分のすっぴん、短髪、ムダ毛を棚に上げて、女性を批判できるのでしょうか
理解に苦しみます
④これは男友達と政治について話していた時のことです
私が、その当時盛り上がっていた政権批判に対する感想を述べたら、「女のそんなに君が政治について知っているなんて正直驚いた」と言われました
この発言から、彼は、「女は政治について知らない」と考えていることがわかります
どうして政治は男のものだと思っているのでしょうか
政治は国民全員のものです
これは余談ですが、男性は女性と比べて3%知能が劣っているそうです
ソースは『話を聞かない男、地図が読めない女』です
この本は、男女の違いについてわかりやすく科学的に説明している良著なので、一読することをお勧めします
⑤これは、私が女友達と喋っていた時の話です
その女友達の彼氏は、昔外国人の彼女がいたそうで、彼の初体験の相手がその女性だったそうです
その初体験は、外国人彼女から誘って始まったそうなのですが、「普通、女から誘う?ありえない」と友達は語っていました
私は、女はセックスを誘う権利もないのか・・・と絶望しました
それなら女同士のカップルはどうやってセックスを始めればいいのでしょうか
⑥私には、何かを手に入れた話をするたびに、「誰に買ってもらったの?」「男に買ってもらったんでしょ」と言ってくる女友達がいました
「見てみて!BABY METALのブルーレイ!」「いいな!ところで誰に買ってもらったの?」
「その指輪可愛いね!誰に買ってもらったの?」
と言った具合です。ブルーレイも指輪も自分で買いました
⑦別の女友達と、VIO脱毛の話をしていた時のことです
私が、「生理のたびに蒸れるのがいやだからVIOをツルツルにしたい」というと、「でも嫌がる男の人も多いよね」と言われました
私は男性の為にツルツルにしたいのではありません
自分の快適な暮らしのためにしたいのです
それに私はレズビアンなので女性としか交際しません
⑧ネットで見かけた女性差別発言集です
「女が入ってくるとそのコンテンツはダメになる」
「早く脱げ」
「早くAVにおちろ」
「劣化」
「整形」
「ぐうシコ」
「抜ける」
などなど、見るに耐えないものがいっぱいあります
これが差別だとわからない人もフェミニズムを勉強してくださいね
このように、世の中には女性差別があふれています
しかし、私は、自分が差別されていると気が付いていない女性も数多くいると思います
なぜなら自分もその一人だったからです
なんとなく違和感や、モヤモヤがあるけどなんなのかわからない
そう思っていた時に、偶然フェミニズムに出会いました
もしも、この記事を読んで女性差別に気づいた方、興味を持った方がいれば、ぜひフェミニズムを勉強してみてください